意外と難しい!?FP3級試験を受けた正直な感想と対策法

今回は約5年ぶりに国家試験を受けてみたので

その勉強方法について、私なりの視点でまとめてみたいと思います。

 

受験の概要

私は個人での受験だったため、「日本FP協会」での試験に参加しました。

FP3級の合格率は

  • 学科試験:約70%以上
  • 実技試験:約70~80%程度

と言われていいます。

一見すると「比較的やさしい」と言われがちですが試験範囲は以下の6分野になります。

1,ライフプランニングと資金計画

2、リスク管理

3、金融資産運用

4、タックスプランニング

5不動産

6、相続・事業継承

このように幅広い分野から出題され、計算も意外とややこしく、

文章問題も難解な表現が多いため、「楽勝」とは言えません。

しっかりと勉強しなければ合格は難しいと感じました。

 

また国家試験のため学科+実技で8,000円+税かかります。

受けるからには、しっかり準備して臨むべきです。

 

合格ラインについて

FP3級の合格基準は以下の通りです。

学科試験:60点満点中36点(問題数60問)

実技試験:100満点中60点(問題数20問、1問5点)

どちらも6割以上の得点が必要です。

 

使用した教材

正直、最初はFPの試験がどういうものか全くわかりませんでした。

書店などにあるテキストは手を出しづらかったため、

ネットで調べて見つけたのが「FPキャンプ」という教材です。

これはなんと1,000円以下で、学科・実技ともに受講形式でしっかり学べるという

コスパ最強の教材でした。

内容も非常に分かりやすく、初心者にもお勧めできます。

 

勉強方法

私が実践した勉強方法はとてもシンプルで

1、各分野の学科知識をある程度理解する

2、ひたすら過去問演習

3、間違えた個所を復習する。

という、ごく基礎的な方法でした。

ただし、仕事をしているので、勉強時間は限られており、

主に通勤時間と仕事中の休憩時間に勉強していました。

勉強期間は2カ月。

平日は1日1時間ほどで、無理のないペースでした。

 

過去問演習

過去問は「FP3級ドットコム(過去問道場)」を活用しました。

このサイトは、

  • スマホで手軽にできる
  • 解いた直後に正解と解説が表示される
  • 無料

と、非常に便利で重宝しました。

 

試験を受けた感想

テストを終えて強く感じたのは、

「問題の意味を正確に理解できていれば応用も効く」という事です。

例えば実技で見たことある計算問題でも

学科で出された場合、文章の書き方が違うと「???」と

なってしまう事がありました。

私自身、当日は「見たことない問題が多すぎる・・・」と焦ってしまい

何問か取りこぼしたと思います。

家に帰って冷静に考え直すと「これって知ってる内容やった」と気づいたのもありました。

過去問で9割以上の正解率うぃ出していたこともあり、

油断していたのが良くなかったですね。

また、試験会場という雰囲気にはやはりプレッシャーがありました。

 

本質理解の大切さ

FPキャンプの講師の方が言っていた

「物事の本質的な部分を理解すること」が本当時重要だと実感しました。

「理解したつもり」になっていても、

問題の形式が変わるだけで対応できなくなることがあります。

ただの暗記ではなく「なぜそうなるのか」を理解しておくことが合格のカギです。

実際に私が「???」となった問題の一つが「三大疾病」に関するものでした。

これは実技でしか見たことが無かったので

学科で出てきて焦ってしまい、対応できませんでした。

「形式が違うと分からなくなる」典型例ですね。

 

6月以降の受験を考えている方へ

6月の試験は法令基準日の切り替え期間に当たるため、

問題が差し替えらる可能性があるそうです。注意が必要です。

私は何も知らずに申し込んでしまったのですが、

実際に5月末は申込受付が停止されていた期間がありました。

おそらくこのタイミングで問題が新しくなったのかもしれません。

 

最後に

合格率が高いからと言って、油断して挑むと意外と不合格なる事もあるので、

しっかりと勉強してから臨むことをおすすめします。

受験料も安くはないので、悔いのないように準備して挑戦しましょう!!

 

なお試験が終わると点数を教えていただけます。

合否の正式な発表は1カ月後くらいですが、

合格点はしっかり超えていたので次はFP2級にチャレンジしようと思っています。

2級は3級よりも難易度が上がり、より深い知識が求められることなので

また気を引き締めて勉強していきます。

勉強の進捗や、つかった教材なども、今後このブログで紹介していきたいと思います。

ではでは

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